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お役立ちコラム
2016年5月31日
サービス付き高齢者住宅の特徴とメリット・デメリット
平均寿命が男女共に80歳を超えた今、日本は「超高齢化社会」となっています。そんな超高齢化社会でもある昨今、高齢者を抱える二世帯住宅は多いものの、高齢者だけの夫婦世帯、または、高齢者が1人で暮らす単身世帯も少なくありません。夫婦だけで暮らす、もしくは1人で暮らす高齢者の親を持つ方の中には、親のことが気がかりな方も多いはず。とはいえ、さまざまな諸事情から親との同居が困難な方も少なくありません。
そこでおすすめなのが、「サービス付き高齢者住宅」です。サービス付き高齢者住宅とは、高齢者専用の賃貸住宅を指します。近年、注目を集めているサービス付き高齢者住宅ではあるものの、どのようなサービスが受けられるのか、どのようなメリットがあるのか、その住宅についてよく知らない方も少なくはありません。そこで以下では、サービス付き高齢者住宅のメリットやデメリットについてご紹介します。
目次
■サービス付き高齢者住宅とは
サービス付き高齢者住宅とは、1人で暮らす高齢者や夫婦で暮らす高齢者が安心して暮らせる賃貸住宅を指します。主に民間企業などが運営しており、都道府県単位で認可・登録された賃貸住宅となっています。略して「サ高住」とも呼ばれ、介護業界だけでなく不動産などさまざまな業界からも注目を集める住宅です。サ高住には高齢者のケアに詳しい生活相談員が常駐していて、最低限のサービスとして「安否確認」が行われたり、さまざまな「生活相談」が行われたりしています。要望によっては、外部委託とはなりますが「介護サービス」が受けられるサ高住もあります。
■サ高住の主なメリット
サ高住には、さまざまなメリットがあげられます。主なメリットとは、以下の通りです。
・高齢者でも契約しやすい
高齢者になると、さまざまな諸事情から一般的な賃貸住宅は借りにくくなってしまいます。この点、サ高住は、高齢者のための賃貸住宅でもあることから高齢者でも簡単に契約することができます。契約時に支払う初期費用の返還も受けやすくなっており、入居者の権利がしっかりと守られているのも特徴です。
・介護認定されていなくても入居できる
サ高住は、介護認定されていない高齢者や自立した生活が送れる高齢者でも入居することができます。
・選択肢が豊富
サ高住は、「選択肢が豊富なところ」もメリットの1つです。介護サービスのケアプランやバリアフリー構造のケアプラン、食事サービスのケアプランや家事サービスのケアプランなど、さまざまな選択肢の中から自分が必要としているケアプランを選ぶことができます。
・高齢者が安心して生活できる
サ高住の最大のメリットといえば、「高齢者が安心して生活できること」です。上記でもご紹介した通り、サ高住には高齢者のケアに特化した生活相談員が常駐しており、また、さまざまなサービスも受けられるため、1人暮らしの高齢者でも安心して生活することができます。
・自由度の高い生活が維持できる
サ高住では、自由度の高い生活を維持することができます。賃貸住宅でもあるため基本的にはプライバシーが守られており、外出や外泊なども自由に行えるところがほとんどです。
■サ高住の主なデメリット
メリットの多いサ高住には、いくつかの注意点もあげられます。主な注意点は、以下の通りです。
・一般的な賃貸住宅よりも費用が必要となるケースがある
サ高住のなかには、一般的な賃貸住宅に比べて月額費用が必要となるところもあります。しかしその分、安否確認や生活相談などさまざまなサービスが受けられます。
・連帯保証人が必要
サ高住は一般的な不動産契約に基づく賃貸住宅であるため、契約時には「連帯保証人」が必要となります。
・介護状態により移動となるケースがある
入居後、介護状態が重度になってしまった場合など、老人ホームなどの介護施設に移動する必要が出てくることもあります。
さまざまなメリットやデメリットがあげられるサービス付き高齢者住宅。サ高住を利用する場合は、メリットとデメリットをしっかりと認識した上で利用することが大切です。
・サービス付き高齢者住宅をお探しの方はこちらへ
サービス付き高齢者住宅をご検討されているお客様へ
・ご相談はお近くの老人ホームまでお問い合わせください。
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あなぶきメディカルケア株式会社
取締役 小夫 直孝
2011年 4月 入社 事業推進部 配属
2012年 4月 第2エリアマネージャー(中国・九州)
2012年11月 事業推進部 次長
2015年 4月 リビング事業部 部長 兼 事業推進部 部長
2017年 10月 執行役員 兼 事業推進部 部長 兼 リビング事業部 部長
2018年 10月 取締役 兼 事業本 部長 兼 事業推進部 部長
2023年 10月 常務取締役 兼 事業本部長 兼 事業推進部 部長