特集記事
アルファリビングの魅力

アルファリビングはなぜ「街なか」に建っているのか

利便性の高い立地にこだわる理由

この記事を書いている人

あなぶきヘルスケア
喜田 康生

今回はアルファリビングの魅力について、「あなぶきの介護」でコラムの監修もしている小夫さんにインタビューしてきましたので二回にわたってご紹介いたします。第一弾は「立地」について。アルファリビングが閑静な場所ではなく、比較的賑やかな市街地中心部にある理由についてお話を聞いてきました。

平成17年にプランドゥ穴吹に入社。その後、地域の医療介護検索サイト「病院・介護ナビmilmil」を立ち上げ、サイト営業で多数の病院、クリニック、介護施設などを訪問。現在はあなぶきヘルスケアにて、広告コンサルティングを通じ、ブランディングなど幅広い視点から介護をサポート。

アルファリビングが利便性の高い「立地」にこだわる理由

なぜアルファリビングは閑静な場所ではなく、比較的賑やかな商業地や街なかに建てているのですか?

これまで老人ホームでよくイメージされてきたのは、中山間部や郊外にある、周りに何もない静かな環境じゃないかと思います。そういった環境でゆったり静かに余生をお過ごしいただくのもいいですが、「あなぶきの介護」ではできる限りこれまでの住環境とあまり差がない環境で、たとえ介護が必要になったとしても、なるべく変わらない生活をお過ごしいただきたいと考えています。

ここ最近では、市街地にある老人ホームも増えてきていますが、「あなぶきの介護」は1棟目のアルファリビング高松百間町が街なか(商店街隣接)でのスタートでした。サービス提供当時から、立地に関しては強いこだわりがありました。なぜなら、お住まいになられる方にとって周辺の利便性が高い場所というのは、たとえ介護が必要になったとしても、これまでお過ごしになったコミュニティとの関わり続けることができたり、これまでと変わらない余暇の過ごし方を楽しむことができるからです。

ご自身の余生の目標においても、これまでの人生設計を引き直すのではなく、利便性の高い環境にいながら、これから何を成し遂げたいのかというのを考えられるのは大きいと思います。生活目標が具体的にイメージしやすい環境と言えるんじゃないでしょうか。

人の往来が盛んな場所に建てることで、よい刺激になるんですね。

はい。そのとおりです。ただ、それは必ずしも「街なか」じゃなくてもいいんです。例えば近隣にお住まいの地域の方との交流であったり、地元商店街とのコミュニティ形成が生まれることによって刺激をいただくこともあります。「立地」にこだわるといってもけっして「=街なか」という意味ではなく、お客様が「自分らしく過ごせる環境」をご提供することが我々の使命だと思っています。

少し具体例を挙げますと、ある施設では敷地内の畑で地域の方と一緒に野菜を育てて食事会を実施しています。また別のとある施設では、商店街にお出かけした際のサポートをお願いする代わりに、その人が近隣のお掃除をさせていただくなど、相互に助け合いのコミュニケーションが生まれています。たとえ認知症を患っていたとしても、その方が地域の中で存在意義を感じられ、ちゃんと役割を持って活躍できる場を一緒につくっていく。そういった地域密着型のコミュニティはこれからも全力でサポートしていこうと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?たしかに昔と比べると、新しく建つ「老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」はどれも中心市街地にできている気がしますね。また、地域とのつながりについては、それぞれの地域特性によって生まれるコミュニティもさまざまなようです。近くの施設を見学する際には、どのようなイベントや交流があるのか聞いてみるのもよさそうですね。