こんにちは
今回は10月の研修についてご紹介します
10月のテーマは『認知症及び認知症ケア』です
認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し
日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます
この度の研修では認知機能障害がもたらす記憶障害などの中核症状と
認知症に伴う行動心理学的症候を区別する事を勉強しました
その中で特に印象に残ったことは
いつも同じことを言う、何かを繰り返す事はその人らしさではないという事です
当事者の方の思いや不安、経験などがその症状・行動に繋がっているのを
理解して、ご自分らしく過ごしていただけるように支援することが
認知症ケアには大切と学びました
もう一つ、接遇委員会からの研修では自分が外食や買い物に行った際の
経験から不愉快に思った対応、良かった対応について
その経験を踏まえて現場でできる事についてのグループワークをしました
嫌だった事はたくさん上がるのに良い対応は当たり前のことと思ってしまうのか
余り出てこず、お客様に満足していただく難しさを感じました
しかし、高齢者施設ではご利用者様と職員がプライベートな部分も含めて
密接にかかわるため、単なる接客ではなく
相手の状況や気持ちをくみ取った特別な対応、
おもてなしの心をもって接していきたいと思いました