こんにちは
アルファリビング広島観音本町で4月の研修がありました
今回は『高齢者の身体拘束 虐待への理解』がテーマでした
残念なことに厚生労働省によると
高齢者虐待の相談・通報件数は増加しています
私たちは虐待について繰り返し研修を受けており
あってはならないと全職員が強く思っています
暴力や暴言などはもってのほかですが、
知識不足から身体拘束へ繋がる言葉の掛け方もあります
それがスピーチロックという言葉によって身体的、精神的な行動を
抑制、制限する行為です
スピーチロックは
・行動意欲や日常生活を送る能力が低下
・認知症状の悪化
という影響があります
車椅子に座っている転倒リスクの高い方が立ち上がろうとした時
「危ないので一人で動かないでください」
という声掛けは安全を思っての言葉だったとしても
自由に動きたいという気持ちを挫くことになります
「どうされましたか?」「一緒に行きましょうか?」
にすれば行為制限せずに危険を回避できます
研修などで学び、スピーチロックにならない言葉の掛け方を
習慣化するという知識と訓練が大切です
入居者様へより良いケアを提供出来るように
取り組んでいます