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2019年4月
施設での感染が広がる状況は、接触感染が一番多い。
例えば、トイレやレストラン等の不特定多数の方が利用する場所において、手すりやイスの肘掛、
背もたれやテーブルといった皆さんが手を触れる部分を触ることで感染が広がります。
今回の講習では、清掃業者と洗剤を扱っている業者の方が来られ、施設のどの部分が、細菌、雑菌が多いか、特別な器械を使って検証してみました。
検証箇所:自動販売機のボタン、テーブルの裏、テレビリモコン、床、蛇口、携帯、手の平。
検証結果:今回の結果において、一番多いのは、テーブルの裏でした。数値は15301。
イスから立ち上がる時に、つい、持つ部分。床やリモコンも4000台。通常、清潔とされる
数値は、500以下だそうです。
以上の結果を受けて、インフルエンザやノロウイルス、感染性胃腸炎の感染予防、拡大防止を
行うには、感染経路を断つことが重要。その基本は、①手洗い。②清掃による消毒です。
①手洗いについては、励行とセルフケア(介助が必要な方は、職員が出来るように支援する)
②殺菌、消毒効果が充分にある洗剤を使用し、適切な用具を使用して正しい使い方を行うことが
重要であり必要と、研修参加者みんなで共通理解ができました。
今後も研修を行いながら、正しい清掃法を職員みんなで実践できるようにし、インフルエンザ
やノロウイルスといった感染症が施設で発症しないように取り組んでいきます。