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- 2014年12月3日
2014年12月3日
昨日退院されたご入居者様。。。
病院ではキザミ食で見た目にも美味しそうとはいえない
ご飯を召し上がっていました。
お見舞いに行くたびに
「普通のご飯が食べたい。私、もう食べれるのに。。。
百間町帰って百間町のごはんが食べたい。。」
と、つらそうに私に話して下さっていました。
いつもどう返事を返せばいいか迷い
どんな言葉も気休めにしかならないよね。。。と勝手に思い
うまく言葉を返せず、ただただ手を握り締めるしかできませんでした。
退院が決まり
やっと百間町に帰ってきて下さいました。
食欲が全くないと医師も言っていたけど
召し上がれるかな。。。どうかな。。。と
心配でしたが
杞憂に終わりました。
今日の昼食の天ぷらなんか
かぶりついて 「美味しい」
そうおっしゃって下さった時にはホッとしました。
そして。。。
「やっぱりここで皆と一緒にご飯食べたら美味しいなぁ。
帰れてよかった。ほんまに。」と
なんともいえないいい表情で
おっしゃって下さった時には涙が出そうになりました。
お食事って
味はもちろん、見た目も大切だし
そして召し上がる環境というか雰囲気も大切ですよね。
それを再認識できた日でした