- あなぶきの介護トップ
- 香川県の施設
- アルファリビング高松百間町
- ブログTOP
- 2016年1月
2016年1月
とうとうお正月
なんだか朝からバタバタと慌ただしく
「ブログ、朝一番にアップするぞ~」と意気込んでいたのに
今になってしまいました・・・
皆様、明けましておめでとうございます
百間町の皆様と共に無事に
新年を迎えられたことが本当にありがたいし
嬉しく思います
今日の朝食時もいつもの光景で
いつもと同じ時間帯にいつもの方が降りてきてくださる・・・
そんな何気ないことが
よかったな・・・って思う瞬間です。
年賀状も続々届き・・・
「こんな素敵な年賀状が届いたのよ。あなたに
見てほしくて持ってきたよ~♪」と
(↑↑こうゆう瞬間がとっても嬉しいです)
何名かのご入居者様が
持ってきて下さり、芸術的なセンス満載の手作りの年賀状に
「これ、すごいですね~」と共に見入っていました
ほんとに皆様、どなたも入院していない状態で
共に元気にお正月を迎えられたこと
ご家族様はじめスタッフ皆、全ての方に感謝です
ありがとうございます
お正月早々、今日もまた嬉しい出来事がありました
以前ご入居されていたお客様のご家族様が
こんな素敵なチョコレートのおうちを作って持って来て下さいました
お孫さんが作ってくれたそうです
そのご家族様とは
ご入居者様がお亡くなりになった後もずっとなにかしらの
ご相談をいただいたりするお付き合いをさせていただいております。
ご入居されていたお客様が退居されると
寂しいことですが
必然的にそのご家族様とのご縁も途切れてしまいます・・・
ご入居者様との思い出も
もちろんたくさんありますが
ご家族様との思い出も数多くあるのです・・・
そうゆうものがご退居と同時に
よみがえり
心にポッカリと隙間ができたような
そんな気持ちになります・・・
でも、なんらかの繋がりで
こうゆうふうにずっとお付き合いができると
ありがたい気持ちと
嬉しい気持ちでいっぱいになります
人と人がずっと繋がっていける・・・
そんな施設になればいいなと強く思います
いやなります(笑)
「年末にも会ったんだけど、また
お正月3が日の間にじいちゃんに会いたいんだけど・・・」と
ご入居者様からご要望あり
昨日、会いにいってきました
「じいちゃん」とはI様のご主人で
アルファリビング高松松縄にお住まいです。
お身体の状態の関係で
24時間看護師常駐の松縄へご転居されたのですが
松縄スタッフさんの手厚いケアと温かい気持ちのおかげで
元気いっぱい
お顔の血色もよく
声もとっても大きな声でお話して下さいます。
私の名前も覚えていて下さって感激でした
毎回、ひとしきりお互いの近況を報告しあって帰ります。
帰りの車の中で
「じいちゃん、しっかりとお話できるようになって
安心したよ~連れてきてくれてありがとう~」など
笑顔いっぱいで楽しい会話が弾みます
お二人の会話、表情をそばで拝見させていただいていると
こちらもいつのまにか気持ちがほぐれて
癒されています
I様。またご主人様のところにお出かけしましょうね
お正月1日と2日の朝食はお雑煮でしたよ
エンタープライズのチーフや厨房スタッフさんの創意工夫により
「安心安全なお餅」が提供され
皆様、美味しそうに召し上がって下さいました。
いつも厨房スタッフさんには
ご入居者様はもちろん
私達アルファリビングスタッフにも
細やかな気遣いをして下さいます。
どちらも世界は違えども同じ現場で働く者同士
分かり合える部分もたくさんあって
とてもいい関係作りができていると思います
そうゆういい雰囲気が
ご入居者様にも伝わり
穏やかな食堂の雰囲気ができます
美味しいものを美味しく食べたい・・・
そんなご入居者様のご要望に
いつも精一杯
応えてくださる厨房スタッフさんに
今年も感謝です。
アルファデイサービスセンター伏石にて
今日のレクは絵手紙だったようです
皆様、それぞれ持ち帰り作品を次々と見せて下さいました
こちらの絵手紙を描いた方は
いつも明るく太陽のような雰囲気の方で
人の悪口や愚痴を一切言わず、笑顔の多い方です。
持病もあるのですが
持病で痛みがある時でも決して大騒ぎせずに
こっそりスタッフに訴えてきて下さり
「皆に心配かけたくないから薬飲んで横になっとくわ」と
そんな時でも他者を気遣います。
自分が体調悪い時・・・
優しくなんかなれませんよね・・・
まして周りの様子なんか目にはいらないと思うのに
この方は自分の体調よりも周りに気を配ります・・・
本当に人間ができていらっしゃるなぁ・・・
真似しなくちゃ!と強く思います
最近、体調が安定しない時が多いので
この絵手紙の一言になったのかなと思いました
本当にまだまだお元気でいてほしいです・・・
そして冗談言い合って笑ったり
デイサービスを楽しんだりと
生活が満喫できますように・・・
引き続き 絵手紙シリーズ(笑)
↑↑こちらの絵手紙を描かれたご入居者様は
ご主人ととっても仲良し
それがよく伝わってくる絵手紙だな~と思いました
絵が仕上がり
一言を決める時に
この言葉がすぐに浮かんだのでしょう・・・
「パパさんと食べたいな」
パパさんのことを一番に思い出し
一緒に食べたら美味しいだろうなと感じたのでしょうね
お若い頃は
ご主人様とお互いがお互いを支えあいながら
内助の功を発揮し
4人の息子さんを立派に育て(本当に素晴らしい息子さん達なのです)
多趣味な方なので
趣味を通じてのご友人との交流もたくさんあったようです
活動的な方で、百間町でのレクリエーション時も
体操や手芸など一生懸命取り組んで下さいます。
私達はケアをしていく上で
おひとりお一人が歩んでいらっしゃった道を大切にしています。
環境。
家族構成。
お仕事。
生い立ち・・などにより
その方その方が一番大切にしてきたことは
違います。
その違いを認め
ご入居者様と共に大切にしていくことで良質なケアが生まれます。
これからもご入居者様はもちろん
ご家族様も支えていけるよう
器をもっともっと大きく
精進して参りたいと思っています
またまた絵手紙(笑)
ご覧下さい ↑↑この素敵な色のぼかし具合といい
葉っぱや実の描写が
見入ってしまうほど素晴らしいですっ
この絵手紙はF様の作品なのですが
F様は絵を習っていらっしゃったので
とてもお上手です
絵だけではなく
ご自身のお洋服も自作で
コートやブラウスなどたくさん拝見してきました。
どれも丁寧に作られていて素敵なお洋服ばかり
お若い時は、子どもさん達のお洋服も作っていたそうです(すごい!)
娘さんや息子さん、さぞ嬉しかっただろうなぁ・・・
F様は戦争も経験されており
時々戦争のお話をして下さいます。
その時のお話はとても貴重で
私達は想像することしかできませんが
計り知れない恐怖と混乱の中
生き抜いてきたことを切々と語って下さいます。
今。
平和な世の中。平和な日本。
命を懸けて時代を築いてきて下さった方々のおかげで
こうして私達は穏やかな日本で暮らせていることが
できる。
その感謝や感動を時々忘れてしまう時がある。
でも
小さなことにでも感謝を。
そして感動できる瞬間を見逃さないよう暮らしていきたい。
F様と話しているといつもそう思います・・・