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2015年10月
毎週水曜日
宅配にてご自分の欲しいものや必要なものを注文し
毎週水曜日に届きます。
それがとっても楽しみなT様
まさに《自分で選ぶ楽しみ》です
しかしながらT様・・・病気再発予防のため
体重管理しているのであまりに頼み過ぎていると
スタッフが愛情を持ってチェックし、お菓子は数を減らして注文(笑)
その際のスタッフとのやりとりも実に楽しそうなのです
T様はご自分で楽しみを見つけるのがとても上手です
ご自身のしたいことがはっきりしているので
生活もブレません!
車椅子での生活なので出来ないところは
スタッフに手を貸してもらいながら
毎日の暮らしを満喫していらっしゃいます
なので表情もいいですし
目もキラキラして、なんだかうらやましくなってしまいます
なにげない毎日の中に楽しみを見つける。
簡単なようで
意識していないとなかなか見つけることできませんよね。
こんなふうに
人生の先輩方から学ぶことってたくさんあって
その先輩方が近くに居て下さり・・・
本当にこの仕事ってありがたいです
こちらの男性。
足が悪く買物に出掛けられない奥様のために
毎日なんらかのお買物をするために出掛けます。
あんぱんだったり。
サイダーだったり。
トイレットペーパーだったり。
洗剤だったり。
一生懸命杖をついて時間をかけて商店街を歩き
買物袋をさげて帰宅されます
スタッフが代わりに買物に行きましょうかとお伝えしても
「いやいや。自分の家のもの買うんやし、
自分の目で見て買いたいから。ありがとう。」と
いつもニッコリしてそうおっしゃいます
こちらのご夫婦は「共に支え合っている」という言葉がピッタリなご夫婦
心配するあまりお互い口調がきつくなったりする時もあるのですが
それは根底に愛情がいっぱいで心配し過ぎてこそなのです。
それがこちらにも伝わってくるようなご夫婦なのです
百間町にはご夫婦でのご入居が現在6組です。
もちろんそれぞれのご夫婦の形があり、家庭内のルールも違います。
その形に合わせて、ケアの方法も量も変わり
接する時の言葉も違ってきます。
ご夫婦ご入居の際の介護。
まずその家庭のルールを守り、
そこへ関わらせていただくことの
デリケートさをスタッフは肝に銘じています
今日、ふと《看取り》というものについて
考え込んでしまいました・・・
例えばご本人が「最期の時は管だらけにならず自然に静かに逝きたい」
と思っていても
現実は容易ではありません。
本人の想いとご家族の想いが違った場合。
最期の時が近づき、ご本人の意思表示が出来ない時の
ご家族間での話し合いが進まない場合・・・など
様々なパターンがあります。
最近、とあるご家族様と話した時に
「亡くなる時は病院で亡くなるのが普通でしょう」
「施設とかで亡くなるっていうイメージが全然わかないな・・・」
「今はそうゆう時代なんですか?」と
おっしゃいました。
福祉・医療分野に深く関わることがないご家族様には
自分から掴もうとしない限り
情報が全く入らず
「身内の死」というものに対し気持ちも含め
なかなか準備もできないんだ。って思いました。
う~ん・・・
難しいな・・・
伝えること。
理解してもらうこと。
受け入れてもらうこと。
なにはともあれ看取りの時には
ご本人とご家族の何度も何度も揺れる気持ちに
しっかりと寄り添い続けることをしていきたいです。
お天気は悪いけど
今日も元気にリハビリ体操&脳トレしますよ~
9日の四国新聞に誤嚥性肺炎についての記事が掲載されていました。
思わず記事に見入ってしまいました。
なんとなんと
発声の筋肉群と嚥下の筋肉群は9割一緒だそうです。
なので声を出すことは嚥下機能維持においてもいいそう
(だからカラオケ好きな高齢者の方はお元気なのかなぁ・・・♪)
よしっ!今日のリハビリ体操は声を出そう!→短絡的ですな(笑)
皆で歌を歌い
大きな声を出し、そして笑い
今日のリハビリ体操も
元気いっぱい、笑いいっぱいで終わりました
参加して下さった皆様、ありがとうございました
今年も登場しました
ノロウィルス・インフルエンザ予防のための噴霧器
今年はさらに二台増やし
エレベーター内にも念には念をいれ
二台設置しましたっ
そして毎日次亜塩素酸希釈液にて清掃しております
一に予防!
二に予防!
あ~・・・でも冬が来るのは嫌です・・・
ご入居の皆様がいかに無事に生活できるか・・・
真冬のスタッフの健康管理はどうしていくか・・・
スタッフが倒れた場合の人員はどうしていくか・・・
いろんな問題が発生する前に考え行動するのみ!
とエレベーターのボタンを必死で拭きながら
思う、今日この頃でした 笑。。
皆様・・・どうか元気で冬を越しましょう
勉強会・・・
知識や技術を習得する上でとても大切な会です
アルファリビングでも
定期的に勉強会を行いますが
やはりあなぶきケアサービスのサービス提供責任者が
来てくれての技術研修は
スタッフ皆がとても勉強になっているようです
ひとりひとりの技術がますます磨かれるように
丁寧に教えてくれます。
自分達の改善点はどこか?
強みはどこか?
ただ単に技術を学んで終わり。ではなく
振り返り、自分のものにし業務に活かす。
そうなってくれれば嬉しいな~♪
専門職である介護士さんってわりと個性的な人が多いので (笑)
各個人に合わせた教え方や
コミュニケーションの図り方がとても大切です。
常日頃からスタッフさん
一人ひとりのことを考え抜き、理解し
働きかけることを
今後もしっかりとしていきます
そしてもっともっと
ご入居者様にとって住み心地の良い場所になるよう
精進して参ります
朝、お天気もいいのでお散歩日和
久しぶりにお化粧してお出かけしてみましょうということになり
マニキュアも綺麗に塗り
少し頬紅もさしてみたところ
照れくさそうに
「こんなんしてくれてありがとう。
昔は生きていくのに精一杯でこんなことする余裕もなかったから・・・
いい時代やな~人に囲まれて寂しくもないし・・・」と
嬉しそうにおっしゃって下さいました
さらに・・・
「私は運動が全然できんかったけど
絵は得意で先生によく褒められてたんや。
お化粧ゆうもんは絵みたいなもんかな~」とおっしゃり
ふたりで大笑い
こんな時
いつも思うのは
こうしてお一人おひとりに寄り添うことで
見えてくるものの多さに嬉しく思います
その方の人生を歩んできた道や
家族のこと。
家族に対する自分の抱えている想いのこと。
傾聴し、共有し
その方の背負っている荷物が少しでも軽くなりますよう
不安が少しでも解消できますよう
真摯にご入居者様と向き合っていきたいです
これからもずっとずっと・・・