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知覧に行って来ました

昨日、知覧の方にドライブに行って来ました

なぜ今知覧?とお思いの方もいらっしゃると思います

これには理由がありまして、先月、広島の吉島に研修に行ったときに、仲良くさせて頂いた入居者様がいて、その方と歩行訓練をしながら鹿児島のことを話していたときに、「知覧の特攻基地に行こうと思ってたんだが、病気をして行けなくなった」と聞いていたので、お別れのときに、「じゃあ、鹿児島に帰ったら、知覧に行って、パンフレットをもらってくるので、また広島で研修があれば持って来ます、研修がなかったら、郵送しますね」と約束をしていたのです

知覧に行ったのは、小学校の遠足のとき以来です

川辺までは、A-Zに行ったり、道の駅に行ったりで、訪れる機会がたびたびあるのですが、その先の知覧まではなかなか足を運ばないものです

さて、昨日は、絶好のドライブ日和というにはあまりに天気が良すぎて、うだるような暑さでした

うっすらと黒い雲がありましたが、全く曇る様子はありませんでした

途中、川辺川ダムを見ました↑

 

 

あちこち寄り道をしながら1時間半くらいで知覧の特攻平和会館に到着しました

日曜日だからか、結構人がいました

観光バスもたくさん停まっていました

中は、撮影禁止だったので、外に展示されているものを載せます

この飛行機に乗って、敵の戦艦に突っ込んで行ったんですよね…

改めて、特攻隊の方々の勇気を凄いと思ったし、自分じゃ無理だとも思いました

まだ10代の若者たちが戦争に駆り出されることも理不尽に思ったし、死を恐れず敵を道ずれにする戦法が尊ばれていたこともおかしいと思いました

人の命が軽く扱われていた時代の怖さ、そして、人をそう駆り立てる戦争の恐ろしさも痛感したし、こんなことを二度と繰り返してはいけない!とも思いました

でも、ここに来て分かったことは、僕はずっと、特攻隊の方々は、「お国のために死ねるなら本望!」という洗脳めいたことをされていたのかと思っていたのですが、そうじゃなくて(もちろん、そんな教育も受けてはいたのですけど)、それよりも、彼らはもっと純粋に、お母さんや弟や妹、大切な家族を守るために飛び立って行った、ということ

少し誤解していました

国も大事、戦争に負けるのも悔しい、でも、何より、大切な家族を守るためなら、喜んで命を投げ出し敵を討とう

それでもやっぱり、おかしいと思うし、間違った考えだとも思うし、そんなことあっちゃいけないとも思うのですが、果たして、今の時代、そこまで家族を想うことがあるのか?…何か、色々考えさせられました

 

ここは、特攻隊の人たちが寝泊りしていた兵舎だそうです↑

暗くて狭くて埃っぽいでした

こんなところで、ひとりひとり明日飛び立つ(死ぬ)覚悟をしていたんですよね…

 

当時を偲んで、観音様や、仏塔が立っていました

平和の鐘を、観光客の中学生がふざけて鳴らしていて、先生に叱られていました(苦笑)

特攻隊の方々の尊い犠牲があって、今があることを、忘れないようにしたいと思いました

 

この後、武家屋敷を回ったり、山川の方に行ったのですが、それはまた、夕方にアップします~

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