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- 2013年7月23日
2013年7月23日
スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」
7月20日、公開初日に観に行って来ました
「崖の上のポニョ」以来5年ぶりとなる宮崎駿 原作・脚本・監督作品です
主人公は 堀越二郎 という人で、この人は、実在します(実在する人を主人公にするのは、ジブリ初だそうです)
零戦を設計した方です(声は、エヴァンゲリオンの庵野監督が声優をしています)
物語は、この堀越二郎の30年に渡る半生を辿ります
物語は、堀越二郎が零戦を作るまで、をベースに描いているのですが、その過程に作家の堀辰雄の小説、「風立ちぬ」と「菜穂子」のエッセンスが加えられていて、純粋な伝記ではなかったです
庵野監督の声が、堀越二郎のキャラクターと不思議と合っていて、決して上手くはないのですが、観ていく内に違和感はすぐになくなり、後半は、もう二郎の声にしか聴こえなかったです
他にも、西島秀俊や西村雅彦、大竹しのぶ、多数の俳優さんが声優で参加していました
感想は…
じんわりさせられる映画でした
胸の奥から、じんわりと感動や温かいものが込み上げて来るのと同時に、切なさや物悲しさが入り混じる、不思議な感覚で、エンドロールが流れていきました
ユーミンが荒井由美時代に歌っていた曲「ひこうき雲」が流れて、その歌詞がまた映画の内容に合っていて、見事でした
堀越二郎とその妻、菜穂子の切なすぎる結末に涙を流しているお客さんもいました(僕も少し、ウルッと来ました)
今までにないテイストの宮崎駿作品になっていたと思います
まだ観ていない方は、ぜひ、観に行って頂きたいです
先週、知覧に零戦を見に行き、今週、その零戦を作った人の映画を観るなんて、何か、運命的なものを感じました